美肌道

第10話 顔の老化現象は自分の手で改善できる!

 

お顔が老けるってどういうこと?

 

 顔の老化とは一体なんでしょうか? 実はこの問い、深いです。通常お顔が老けてきたと感じたとき、エステや化粧品などでなんとかしようとは考えても、その根本である老化の原因について、私たちは本当に知っているのでしょうか? 実のところ“老化は仕方のないこと”と考え、対症療法的なケアしかないと思い込んではいないでしょうか?
 顔の老化とは一体なんなのか? その真実の答えは、私が体験した急激な肌のリフトアップにあると確信しました。もちろん、すべての老化肌に当てはまるとは言い切れません。しかし、古い角質が加齢現象の一因とリンクしていることは間違いないのです。

 

メイク落としや洗顔では取れない垢がある

 

 古い角質…一度は耳にしたことのある言葉ではないでしょうか? わかりやすく言えば「垢」のことです。
 毎日朝晩クレンジングや洗顔をしている人にとって、この「垢」とは自分と無縁なもので、よもや顔に垢が溜まっているなんて想像することもできないことかもしれません。
 またある人は、「多少はあるかもしれないけれど、ちゃんと洗顔しているし、問題はないはず」と思っていらっしゃるのではないでしょうか? ところが、それが大きな落とし穴なのです。
 毎日メイク落としと洗顔をしてきた私も、顔に垢が積もっているなんて思ってもいませんでした。でも、角質ケアをすると、毎日洗顔をしているにもかかわらず必ずザラザラとした感触を手の平に感じますし、くすみが改善されていきます。さらに言えば十代の頃、湯船でマッサージをすると、洗顔後であるにもかかわらず垢が取れていました。
 お肌に取り残された古い角質は、ターンオーバーが低下し始める22~23歳くらいから本格的に積もり始めます。お肌が正常に排出することが出来なかった古い角質に余分な皮脂汚れや化粧品の油が絡まり、それが乾燥して固まり、積もっていくのです。

 

垢=「古い角質」って一体どんなもの?

 

 古い角質は死んだ細胞です。すでにお肌とは繋がっていませんから潤いが供給されることもなく、すぐに乾燥します。また、自浄作用も働きませんから汚れによる色がつきやすいのです。ところが、通常のスキンケアアイテムはこの角質層へのアプローチをまったく度外視して作られた物がほとんどです。クレンジング剤は肌の上のメイクにオイルが絡むことで、化粧品の油を浮かせて落とします。洗顔料は皮脂や汗など、表皮の汚れを洗い流す働きしかありません。もうおわかりのように、これらのスキンケア アイテムでは、お肌が吐き出し切ることのできなかった垢が、古い角質と化して毛穴の入り口などで硬く固まって、こびりついた状態にアプローチをすることはないのです。

 

古い角質はまるでアンモナイトの化石のように時を重ねる

 

 お肌の上に取り残された古い角質は塵のような単位で積もっていきます。時間が経てば経つほど乾燥して硬くなります。その証拠に角質ケアをしていると、砂のような感触や小さなガラスの破片のような硬い粒を捉えることがよくあるのです。
 これらがまるで地層のように何年も何十年(!)もかけてお肌の上に積もっていき、人によっては毛穴を塞いでしまうことすらあります。
 実は、こういった現象が顔のところどころで起こることでお顔にシワ寄せが起こって文字通りシワを作り、くすみ、たるみなどお顔の加齢現象のほとんどの原因とリンクします。そして、皮脂が多い場合は、毛穴を古い角質が塞いで排出を滞らせ、ニキビなどの肌トラブルを悪化させることもあります。

 

顔の若返りは奇跡ではない

 

 私の肌が急激にリフトアップをするという奇跡のようなことが起こったのは、実は奇跡ではなく、古い角質がある程度お掃除されて、塞がれていた毛穴が正常に開いたからです。そこへ収斂系の化粧水をきちんと入れ込んでいった結果、毛穴の奥へ必要な潤いが届き、引き締め効果が起こって、お肌が自らの力を取り戻して一気にリフトアップしたのです。
 これは化粧品などによる一時的な効果とは違い、お肌の力が底上げされたわけですから、その後の角質ケアを怠らなければ蘇ったリフトアップ肌は持続します。そして年齢に逆行するようにどんどんお肌が若返るという稀有な現象が起こり始めるのです。
 驚きです。信じ難いかもしれませんが本当です。これはただのスキンケアではないのです。巷ではアンチエイジングと騒がれ、化粧品から健康食品、皮膚科のケア、果てはプチ整形など様々にありますが、これ程にシンプルで確実で安全な若返りはありません! 
 古い角質は普通に洗顔しているだけでは除去できません。強く擦っても取れません。むしろ傷めるだけです。お肌の特質を踏まえた優しいサポートケアが必要です。手強い角質ですが方法はあるということです。