肌摩擦、どこまでが「スキンケアご注意ゾーン」?

 

「肌摩擦」という言葉を耳にすることがあるでしょうか。最近は肌摩擦を軽減することを意識したスキンケア アイテムなどもちらほら見かけますよね。

 

では、スキンケアにおいての肌摩擦とは一体どの程度のことでしょうか。基本的に洗顔するにも化粧品をつけるにも、肌摩擦ゼロは有り得ないし、多かれ少なかれ肌を摩擦することは避けられません。

 

 

ところで肌の扱いは、想像を超えて個人差が大きいものです。というのも、スキンケア講座で洗顔レッスンをしていた頃、たくさんの方の洗顔やお手入れを拝見し、同じ女性でもその幅の広さにちょっと驚いたくらいだったのです。

 

肌摩擦を最小限に抑えて、やさしく肌を扱うことをおすすめする洗顔レッスンで「そ〜っとやさしく洗ってくださいね」と申し上げるとだいたいの方は「はーい」と良いお返事で洗い始めますが、やさしいタッチの感覚はまさに十人十色でした。

 

スキンケアは誰もが行いますが、肌へのタッチを習うことなど滅多にないでしょう。多分。皆さんご自分なりのやり方なのです。

 

もし、理想的なやさしいタッチを体感したいなら、一つは百貨店の化粧品カウンターがおすすめです。化粧部員の方にもよると思いますが、丁寧で肌摩擦を気にしているスタッフの方はパフやブラシ、リップアイテムなど、何を使うにせよこれでもかというやさしさ。

 

しかも、そういうタッチの方ほどきれいにメイクを仕上げます。お客様の肌に負担をかけないというプロ意識と、そのテクニックは両方ともやさしいタッチに秘訣ありというところも興味深いですよね。

 

リップペンシルも、アイブロウペンシルも、そっと触れて少しずつ輪郭を取っていくなど参考になります。ただし、化粧部員スタッフにも個人差があることをお忘れなく。

 

ちなみに、ある皮膚科のドクターはシャワーの水圧による肌摩擦に対してもかなり気を配っていました。顔には水圧が弱いシャワーですら使わないほうがいいと。

 

え? そこまで? という声もあるかもしれませんが、確かに水圧が強いスポーツシャワーを毎日顔に当てていれば、たるみリスクが上がる可能性があるでしょう。長期的に度々、強くこすったり、押したりすると肌は疲れてしまうのです。

 

弱めのシャワーにだって肌摩擦のリスクがないと言えないのは事実。ちなみに私はいろいろ試した結果、水圧弱めのシャワーを使っています。理由はやはり時短。このくらいなら大丈夫かなという水圧を自分なりに決めています。

 

以前、スキンケアにこだわり始めた頃、洗顔をするときにぬるま湯を手ですくって、そーっとお湯だけを顔にまわすようにすすぐと肌がきれいになると知り、実際にやってみたところ、肌の感触や見た目もきれいに変化したことがありました。

 

肌はバシャバシャとワイルドに扱うよりも、そーっとやさしくお手入れすることでキメが整いエレガントなオーラが出てくるようです。布や革製品のバッグや洋服もゴシゴシ洗えばヨレて傷んでくるのと同じです。

 

ただし、肌はバッグのように買い替えることができませんから、毎日の扱い方で5年後、10年後には大きな差が出てきてもおかしくはありません。

 

そして、フェイシャルマッサージなどもリスクがあることをお忘れなく。顔のマッサージはちょうどよくすると肌がリフトアップしたり、ツヤや血色が良くなったりと美肌効果を実感することができます。

 

ところが、過度になると逆に肌を疲れさせてたるみやくすみなどの原因になる可能性もはらんでいます。プロのエスティシャンの方でハイクオリティなフェイシャルマッサージをする方がいらっしゃいますが、素晴らしい技だと感心します。

 

ある意味フェイシャルマッサージは難しく、しかし、効果を期待しやすいものでもあるのです。私がセルフでフェイシャルマッサージをする場合はマッサージ時間を厳守し、とにかくやさしいタッチのキープに努めます。

 

しかし、それと同時に肌摩擦を恐れるあまり、そっと上滑りするような洗浄になってしまい、汚れを落としきれず肌老化の原因になることもあります。これが肌摩擦の壁。

 

肌摩擦のリスクを回避してマッサージの効果を得たいなら、比較的ツボ押しがおすすめです。肌をこすらず、部分的に押すだけなので摩擦は最小限。しかもツボを押すことでリンパの流れなどを促すことが期待できます。

 

個人的な結論としては、肌摩擦を意識するならケアはほどほどに。一辺倒なケアに陥らないこと。極端なケアは偏りが出ます。そして、肌は季節や年齢、環境、ストレスなどによって変化しますから、毎日肌に触って、感じて、よく見て、肌の声を聴くようにケアを微妙に調整することも大切です。

 

難しいと感じるかもしれませんが、毎日自分の肌を感じることは感覚が磨かれますし、実は案外簡単です。次第に肌を感じることができるようにもなりますよ。これも自分の身体の声を聴くということの一つですね。

 

 

 

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