お肌にも影響する胃腸のこと

2020年、明けましておめでとうございます。またもや新年!?と感じるほどスピード感のある昨今ですが、お正月くらいはのんびり家族や親戚、友人と食事などを楽しみたいものです。

 

そんなわけで年末年始は飲食の機会が増えますが、食べ過ぎると吹き出物など肌荒れや、冬太りの原因になることも。人は年齢を重ねると体内の消化酵素が減少する傾向が出てきて、胃もたれなどの消化不良を起こしやすくなる人もいるようです。

 

と、あれこれ考えながら、ふと、自分の身体の中でいつも働いてくれている胃腸のことをもっと知りたくなって調べてみました。

 

胃の仕組みと働き・・・口から肛門までつながる消化管とは

私たちは毎日の食事から栄養を補給しています。食べることと胃は密接な関係にありますが、そもそも胃とはどんな役目を果たしているのでしょうか。

 

身体には口から胃、十二指腸、小腸、大腸、肛門がつながる消化器という長い管があります。消化は噛んで食べ物と胃液を混ぜることから始まります。食べ物が胃に入ると胃粘膜の表面に胃液が雫のように粒々と浸み出して胃壁をしたたり落ちます。

 

この胃液にはタンパク質を分解する酵素のペプシンと、繊維を軟化させ、強い殺菌力を持つ塩酸などが含まれ、食べ物をドロドロに消化します。

 

消化管はいつも動いている

胃の筋肉はタテ、ヨコ、ナナメに走る、縦走筋、輪走筋、斜走筋の三重構造で、蠕動運動によって消化を助け、食べ物を送ります。この蠕動運動は消化器全体の動きでもあり、空腹時も動き続けるため、お腹をグーと鳴らすこともあります。

 

胃は消化の管理人

ところで胃には一時預かりの機能もあります。消化物が一気に流れるのを防ぐため、第二消化を担う十二指腸の働きに合わせて、胃は消化物をためながら少しずつ次へと送るのです。ちなみに吸収が始まるのは小腸からです。

 

消化とは・・・胃粘膜と胃液 

胃液は強い酸性で肉や魚、骨なども溶かすほどのパワーがあります。塩酸、ペプシン、粘液、アルカリ性粘液などが含まれる胃液は、1回の食事で胃の中に0.5から1.5リットルも分泌されるといいます。

 

しかし、こんなにたくさんの胃液が出ても胃粘膜が溶けないのはなぜでしょうか。胃粘膜は塩酸に溶けない特殊な粘液を分泌しています。この粘液で胃粘膜をおおって自ら守っているのです。

 

イライラ、カッカしながらの食事は要注意! 

ところが、この粘液のバリアが壊れてしまうこともあります。胃液は自律神経の影響を受けやすく、副交感神経が優位になると活発に分泌されます。もし、食事をしながらイライラしたり、怒ったりすると、自律神経のバランスが崩れて粘液が不足することがあります。

 

すると強い酸性の塩酸が胃粘膜に働きかけて傷をつけてしまうことがあるのです。これを胃潰瘍と言います。

 

一方、塩酸は強い殺菌力で身体を守ってもいます。人間の体内は適度に温かく、腐敗や発酵が進みやすい環境ですが、腐ったものを吸収するわけにはいきません。そこでPH1.5から2.0と強力な酸を持つ塩酸が殺菌力を発揮して身体を守るのです。

 

美肌は健康な身体から。胃腸は大切にしたいですね。

 

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