あっという間に師走となりました。寒暖差はあるものの、冬の冷えが深まってきたようです。年末はせわしなく、日頃の疲労も出やすい時期ですから、風邪を引きやすい季節でもありますね。
風邪は万病のもとと言われますが、その人の疲労の原因や体質などによって千差万別に変化するものだから、原因を突き止めるのが難しく、目処がなかなか立たないところがあるのです。
風邪にもいろんな見方があるのだと思いますが、一つのデトックスであると捉える治療家も多く、自分の経験でも確かに風邪がすっかり快復すると身体がスッキリとして軽くなったということがありました。
こうした場合は、風邪によって身体に停滞した熱や毒素を上手い具合に排出できたということで、きれいに掃除された身体が本来の機能を快復したということなのでしょう。ですから、風邪は時々引いた方がいいし、同じく下痢もできるといいと言われているのだと思います。
身体が元気だと毒素を追い出す力も強く、風邪を引いたり、下痢をしたりできるのですが、身体が鈍ってくるとこうした自浄作用が働きにくくなるそうです。ですから、時々、風邪を引いたり、下痢をする人というのは大病にはかからないと言うのですね。
ところで、今は風邪を引くと快復までに2カ月も3カ月もかかることは珍しくないようです。数年前にひどい風邪を引いて、久しぶりに内科にかかった時、「このくらいの咳だと治るまでに2〜3カ月かかるのが普通です」と言われ、ドッサリと薬を処方されました。
風邪による発熱や咳が何日も続くと身体が消耗しますから、一時的に症状を和らげて体力を温存するには解熱剤や咳止めはとても有効です。しかし、根本的には熱や咳、痰や鼻水は自然に排出されるべきなのです。この自然な作用である風邪、すなわちデトックス作用が弱りすぎない程度に薬を使うという匙加減が早く快復するコツかもしれません。
病院で出してもらった薬も、ある程度は身体の声を聴きながら服用する私は、薬は2〜3日くらい、短ければ1日だけ飲んで、あとはよく眠り、食事は重湯やお粥だけにして、飲み物は温かい白湯やノンシュガー、ノンミルクのお茶だけにします。
こうして胃腸を休ませ、睡眠をしっかりとって、身体のデトックスを促すと2〜3カ月かかると言われた風邪も10日くらいで快復しました。もちろん、個人の経験ですから誰かに同じことが当てはまるとは言えませんが、自分で自分の身体を感じてケアするということは、実はそう難しいことではないと思うのです。
風邪の快復力は健康度によるのですが、早ければ1〜2時間くらいで快復することもあります。快復のコツの一つとしては、風邪っぽいときに甘いお菓子や、冷たいジュースなどを摂らないことです。つい喉ごしの良さを求めてプリンやヨーグルト、アイスクリームなど食べたくなりますが、風邪のときは悪化させる原因になりますから控えるといいでしょう。甘い果物も同じです。
ところで、このブログのタイトルの「塩スパイスうがい」ですが、今、発売中の「からだにいいこと 2019年2月号」でご紹介しています。天然塩とターメリックを組み合わせたうがいはノド風邪の初期症状などに良く、このままでは風邪を引いてしまうかな? というときにマメにうがいをすると悪化せずに済むことがあるなどの内容が掲載されています。
まぁ、それでも風邪は引くべきときには引くものだと思います。塩スパイスうがいは、サッと引いて、サッと快復したいときのサポートになると思いますよ。
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