「湯シャン」試してみました!

こんにちは。突然ですが、皆さんは「湯シャン」をご存知でしょうか? これはその名の通り「お湯だけで洗髪をする」ということです。しかし、シャンプー剤を使わず、お湯で流すだけで汚れは落ちるのでしょうか。お試しをするにもちょっと二の足を踏むような感じでしたが『からだにいいこと』という健康雑誌で、キズとやけどのクリニック院長の夏井睦先生がお湯だけの洗髪をご提案されているのを発見したのがいいきっかけになりました。

なぜシャンプー剤を使いたくないと考えたかというと、洗浄力が強く、肌につくとかなり荒れてしまうことがあったからです。シャンプー剤は洗い流すもので、かつ、汚れを落とすのが目的なので強い洗浄剤が使われることもあるようです。

 

ご存知のように人の肌や頭皮には皮脂膜のバリア機能があり、それがうるおいを守り、肌や頭皮の健康を守っています。しかし、洗い流すシャンプーでも頭皮の負担になることはあるようで、リンスやトリートメントのようにつけたままにするアイテムも同じく負担になることがあるようなのです。

 

ですからシャンプー剤をあまり長い時間頭につけておかないほうがいいし、顔や首など、身体につかないように洗ったほうがいいと言われているのです。ヘアケア剤には洗浄剤に加えて、シリコーンなどが配合されたものも増えています。これは簡単にいうとビニールのようなもので、髪に広がって、水を抱えながらラッピングするような性質を持つそうです。ヘアケア剤で痛んだ髪を洗ったり、リンス剤などをつけただけでツルッうるっと整うのは、このラッピング効果なのです。

 

ダメージヘアの修復効果……助かりますよね。しかし、これが頭皮にもついてしまうと毛穴の働きを阻害することがあると言います。使い方には十分な注意が必要ともいえそうですが、話はこれで終わりません。毎日シャンプー する人が多いと思いますが、この毎日洗い流したものが海へ流れているということ。もちろん、浄化システムを何度か通るのですが……。

 

ところで、ここ1020年くらいウィッグやレディース増毛などが目立って増えてきました。高齢化社会に伴ってのことなのでしょう。しかし、昔のご年配の女性って、こんなに脱毛に悩む方が多かった印象はなかったような。

 

昔のヘアケア剤はそれほど洗浄剤が強くなかったり、ノンシリコーンだったためではないかと思います。また、石けんシャンプーを使っていた人もいたと思うのですが、石けん素地でできた石けんやシャンプーは洗い流しても肌や髪に微量残るため、肌はツッパリ、髪はきしむのです。この使用感がよくないとなって、シャンプーなどのヘアケアアイテムはどんどん改善されたのです。

 

ところが、石けん素地は、肌や頭皮につくと洗浄力が中和されるため、必要以上にうるおいをうばうことがありません。もちろん、長い時間つけっぱなしにすれば話は別ですが。

 

石けん素地でできた石けんやシャンプーには、もう一ついいところがあります。それは洗い流した後に微量に石けんカスが残り、これが肌の常在菌には良いエサとなり、肌や頭皮の健康を促進すること。石けんカスは、髪をきしませ、肌のツッパリ感を感じさせるものの、その裏には良いことが隠されていたのですね、

 

「湯シャン」にすると白髪が止まる、抜け毛が劇的に減る、頭皮がベタつかない、かゆみがなくなった、フケがなくなった、臭いが気にならない、10年経っても白髪の量が増えないと言います。これも洗浄剤で頭皮のうるおいが奪われることがなく、常在菌も住みやすいからでしょう。

 

問題は洗浄剤なしで本当に匂いや汚れが落ちるのかということです。しかし、以前、取材したときにブラッシングなどで髪の汚れは9割近く取れると聞いたことがあったのを思い出して、とにかく試してみることにしました。私が「湯シャン」を始めてから、2週間の報告を以下にご紹介します。

 

入浴前に軽く髪をブラッシングします。あとはお風呂でシャワーを浴びるだけなのですが、「湯シャン」の手順をそれなりに考えてみました。まず、頭を下げて後頭部からお湯をかぶります。次にサイド、頭を横に向けて正面の生え際あたりにも浴びて、髪の中まで全体にしっかりとお湯を通します。

 

お湯が髪の中まで十分に行き渡ったところで、指の腹を使ってやさしく頭皮をマッサージするようにお湯で洗います。特につむじのあたりから皮脂が多く出るようなので、頭頂部もていねいに洗いました。最初は汚れを落としたいという気持ちが強かったためか、あとで少し頭皮が痛かったので、マッサージはよりやさしくして、それよりはお湯をしっかり通すことを心がけています。

 

「湯シャン」が終わったら、できる限り髪の水分を取り除きます。髪が長ければ束にしてしぼり、短ければタオルドライするといいでしょう。水分を切った髪にリンスやトリートメントを軽くつけますが、頭皮にはできるだけつかないように気をつけます。このあと、洗い流してすぐに水分をしっかり切って終了です。

 

髪を乾かすときは、ヘアケア剤が頭皮につかないようにつけます。そして、また翌日同じように「湯シャン」するということを繰り返して2週間が立ちました。最初の2〜3回は、頭が少しかゆくなったり、汚れるのが早いと感じましたが、1週間もするとそれも感じなくなりました。

髪はベッタリすることはありませんが、適度にうるおいも出てきたようで調子がいいです。気になる臭いも家族にチェックしてもらい、大丈夫とのこと。な〜んだ、シャンプー剤って必要なかったのね。というのが今のところの感想です。

 

ちなみに、年齢的にも、もともとの体質的にも、私は皮脂が多いタイプではありません。これには個人差がありますから、皮脂が多く、若い方がずっと「湯シャン」でいけるのかどうかはなんとも言えないのですが、思っているほどシャンプー剤は必要ないのではないのかもしれません。

 

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