冬は通年でいちばん肌が弱りやすい季節。
春から夏は紫外線が、冬は冷えと乾燥で、
肌の根本的な力がゆらぐことがあるので
大切に守りたい時なのです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=291x1024:format=jpg/path/s11977ccd6b059dc5/image/i6feab301f02a7d5e/version/1485945826/image.jpg)
冬肌について、
簡単に説明しますね。
まず冬と言えば乾燥した空気。
そして冷たく強い風が吹く傾向が強くなります。
これによって肌の水分が奪われやすくなります。
表皮が乾いて、カサカサ。
これが悪化してくるとシワっぽくなります。
また、乾燥することで肌から白い粉を吹いたり、
荒れやすくなったりもします。
この症状は、最初は肌のごく表面で起こります。
まだ取返しのつく状況。
ちょっとクリームをつけたり、
お風呂で温まったりするともとに戻っちゃった
なんて経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
この簡単にもとに戻れるのは、肌の乾燥の度合いや肌年齢、
肌質にもよります。
どうであれ、だんだんと年齢を重ねてくると、
若い頃のように簡単には戻らなくなる。。。
こうした表皮の乾燥をそのままにしておくと・・・
シワが深くなって、季節の一時的なものではなく
万年? ジワとして定着することもあり得ます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=196x1024:format=jpg/path/s11977ccd6b059dc5/image/i32b377d4f0dac0fe/version/1485951778/image.jpg)
じゃあ、うるおいを与えよう
というのが通常の考え方。
もちろん、うるおいを与えることも必要な場合があります。
しかし、その前にもう一つの原因を考えてみましょう。
冬の肌にダメージを与えるのは、乾燥のほかに冷えがありましたよね。
寒くて肌がダメージを受けるってどういうことでしょうか。
外気の気温が下がると身体の表面が冷えて、肌の新陳代謝が
低下する傾向にあります。
肌は常に角化という肌組織がつくり続けられ、
徐々に新しい肌が生まれてきます。
角質が古くなって肌から剥がれ落ちて、
内側から新鮮な肌が上がってくる、
これがターンオーバーです。
冬の冷えはこのサイクルを鈍らせる可能性があるのです。
角化のサイクルが弱ると、古い肌がいつまでも肌の上に居残り、
そのうち死んだ細胞となってカサついてくる・・・。
いつもどんどん肌が生まれ変わっている赤ちゃんと対局の肌に><
新陳代謝力は一般的には年齢と共に低下の傾向にあり、
冬の寒さでそれに拍車がかかると、
なんだか一気に老けたようなことになることも?
ですから、冬の美肌対策は、新陳代謝を保ち、上げることが
秘訣となります。
新陳代謝を上げるには、
毎晩しっかりとお風呂で温まる習慣を持つこと。
ある程度、歩いたり身体を動かすこと。
身体の機能がより効率よく働けるように、
十分な睡眠と栄養をとること。
フェイシャルマッサージをすることです。