心と身体を暑さから守る・・・ピッタの対処法

 

 

残暑の頃となりましたが、まだ厳しい暑さが続きますね。

 

 

 

なんだか年々暑さが増しているような気がします。

 

 

 

ここ数年毎年思うことですが、

 

 

 

これまでにはなかった暑さや雨、風が吹き、

 

 

 

日本はもう以前とは違ってきているのだと感じます。

 

 

 

 

 

もう何十年も前から予見されていた、地球の地軸がズレる

 

 

 

ポールシフトも起こり、もはやこれまでの地球ではないのでしょう。

 

 

 

また、今も地球自体がアセンションしているそうですから、

 

 

 

これはただの物理的な変化だけではないのでしょう。

 

 

 

そういう視点からするとこの夏の暑さも単なる暑さではなく、

 

 

 

大きな変容が伴うものかもしれません。

 

 

 

こういうスピリチャルな話に興味がある人も、ない人も、

 

 

 

とにかく今はこれまでにない自然環境に

 

 

 

慣れていかなければなりませんね。

 

 

 

そこで今回は知っておくと役立つかもしれない

 

 

 

暑さについてのお話しです。

 

 

暑さをアーユルヴェーダで

 

 

説明するとピッタ。

 

 

 

火・熱の質です。

 

 

これは自然界にも、人の身体や心にもありとあらゆるところにある、

 

 

 

この世を構成する5大エレメントの一つです。

(※5大エレメントとは空、風、火、水、土)

 

 

 

 

 

この5大エレメントは自然界にも、人の身体にも欠かせません。

 

 

 

たとえば、これらエレメントの配分バランスによって、

 

 

 

人の肉体や心の個性が決定されます。

 

 

 

もとになる材料は同じだけど、同じ分量でできているわけではないから

 

 

 

人間も生きものも皆それぞれに違っているのですね。

 

 

さて、ピッタの話に戻ります。

 

 

 

夏は火の質が優勢となる季節。

 

 

 

当然身体もいつもより熱くなります。

 

 

 

熱すぎるとしんどくなったり、イライラしたりするのは、

 

 

 

身体にとってちょうどいいピッタの分量を超えてしまったから。

 

 

 

これには個人差があります。

 

 

 

もともと持っているピッタの分量は人それぞれですから。

 

 

 

 

 

生まれつき代謝が高くて、消化力も高いけど、

 

 

 

時々胃腸のトラブルがあるような人は

 

 

 

ピッタが多めに心と身体に配分されています。

 

 

 

 

 

ピッタ多めの人は負けず嫌いで、消化力が強く、頭の回転が速い傾向。

 

 

 

中肉中背の人が多いと言われていますが、その限りではありません。

 

 

 

基本的には消化力が高いので太りずらく、

 

 

 

肌がきれいな人が多いようです。

 

 

 

でもピッタが増え過ぎると好戦的で批判的、怒りやすくなり、

 

 

 

消化のバランスが崩れやすくなります。

 

 

 

 

 

暑いととたんに心の余裕を失うような人は要注意。

 

 

 

身体の中で火の質が増え過ぎてバランスを崩し、

 

 

 

もはや限界すれすれにきているかもしれません。

 

 

火が大きくなるとゴーっと燃え上がるように

 

 

 

人の身体のピッタが増え過ぎると湿疹やジンマシン、

 

 

 

イライラや怒り、胃腸の不調になって噴き出すのです。

 

 

 

 

 

更年期障害の症状にホットフラッシュがありますが、

 

 

 

これはホルモンバランスが崩れて、熱が暴走する現象です。

 

 

 

急激に身体が熱くなって、人によってはドッと汗をかき、

 

 

 

イラッとしたり、感情が抑えられなくなることがあるのは

 

 

 

火の燃え上がる質に影響されているのです。

 

 

 

 

 

身体の熱は正常に機能していれば代謝力や消化、知性、

 

 

 

情熱などとして働きますが、

 

 

 

多くなり過ぎると心身を健やかに保てなくなります。

 

 

 

 

 

もともとピッタが多い体質でなくても、夏の厳しい暑さが続くと

 

 

 

皆、熱の質が増えていつもとは心身の様子が変わってきますから、

 

 

 

自分なりのクールダウン法を持っておくといいでしょう。

 

 

 

 

 

まずは簡単で最も早いクールダウンについて。

 

 

 

それは冷たい水を飲むことです。

 

 

 

しかし、これには注意が必要です。

 

 

 

ごくごくと喉越しでたくさん飲むのではなく、

 

 

 

一口だけ含んで舌下や口内全体に冷水を行き渡らせて

 

 

 

ゆっくりと冷やして飲みます。

 

 

 

 

 

これは特に頭が熱くて辛い時などに即効性があり、便利な方法です。

 

 

 

ところが、暑いからとしょっちゅう冷たいものを飲んでいると

 

 

 

胃腸が冷えて消化を弱らせてしまいます。

 

 

 

特にピッタが多い人は胃腸のバランスが崩れやすい傾向があるので

 

 

 

注意が必要です。

 

 

 

 

 

夏は暑さのために食欲が落ちますが、

 

 

 

これは新陳代謝が通年で最も低下するということと、

 

 

 

冷たい飲食物によって胃腸が弱るという原因が考えられます。

 

 

冷やそうとすれば

 

 

 

バランスが崩れ、

 

 

 

そのままにしておけば暑さによってオーバーヒートするといった

 

 

 

どっちに行っても難しいようなところが夏の暑さにはありますから

 

 

 

この時こそ、自分の身体をより感じながら

 

 

 

バランスしていくことが大切です。

 

 

 

 

 

冷たい飲食の摂り方は、

 

 

 

ほどほどの手前くらいで止めておく

 

 

 

くらいが良いでしょう。

 

 

 

毎日冷麦、冷やし中華そば、生野菜のサラダなどを食べて、

 

 

 

キンと冷たい果物や飲み物ばかりを摂っていれば

 

 

 

胃腸は疲れてしまいます。

 

 

 

 

 

ちなみに冷たいもので胃腸がなぜ疲れるのかと言うと、

 

 

 

消化器官とは5つのエレメントの中で火の質

 

 

 

ピッタが優勢な臓器だからです。

 

 

 

栄養は熱の働きによって消化吸収され、

 

 

 

身体の滋養、組織へと変換されるのも熱の働きですから、

 

 

 

そこへ冷たい飲物や食べ物を毎日送り込めば、

 

 

 

胃腸の熱が奪われて消化力が落ちてしまうのは当然のこと。

 

 

 

かと言って、この暑い季節に胃腸を活性化しようと

 

 

 

生姜をたくさん食べたりしたら身体の熱が増え過ぎて、

 

 

 

頭痛、湿疹、ホットフラッシュ、下痢、イライラなどの

 

 

 

良くない火をゴーゴーとあおって悪化させる可能性大です。

 

 

 

 

そうなんです。

 

 

 

 

夏の暑さというのはちょっと難しいところがあります。

 

 

 

夏風邪が治りづらいというのも

 

 

 

こうしたことがあるからでしょう。

 

 

 

 

そこで、夏の暑さに対処する食事やそのほかのポイントを

 

 

 

ご紹介しますね。

 

 

夏に控えるべきピッタを増やす食べ物や注意点は以下の通りです。

●生姜、唐辛子、キムチなどの身体を温める食材、辛い物を控える。

 

●アツアツの食事を口に入れない。(瞬間的にピッタが乱れます)

 

●熱すぎるお風呂に入らない。

 

●競うこと、言い争いをしない。

 

●日差しに長時間身体をさらさない。

 

 

 

 

 

 

 

次は胃腸を冷やさないための注意点です。

 

●冷たい飲食ばかりを続けない。

 

●生野菜よりも加熱調理した野菜を摂る。

 

●食事中は冷たい飲物を避け、心地よい温かさの水分を摂る。

 

●かき氷やアイスクリームは控えめに。消化力が落ちたらストップ。

 

●食前や食後に冷たい飲食をしない。

 

 

 

 

 

 

 

更年期障害でホットフラッシュが辛い場合。

●首を保冷材などで冷やす。

※頭部を冷やすと自律神経などが乱れることがあるのでNG

 

●首、手首、足首を冷やす。

 

冷水を1口含む。13口限度。辛ければ間を空けて数回。

※ただし、少しずつでも冷水は胃腸を冷やすので慎重に。

 

●日中、日差しを長時間浴びない。外出時は日傘や防止でカバー。

 

●暑さによるイライラやパニックにはドライバジルを少し口に含む。

 

●食用のローズエッセンスを冷水に落として飲む。

※食用であることが絶対。

 

●ローズのお香を部屋で焚く。

 

●ローズスプレーを頭部の高い位置からスプレーする。

 

 

 

 

 

これらに加えて暑い時にクーラーをかけるなど

 

 

 

身体にとって安全な環境を意識的にキープすることも大切です。

 

 

 

また、逆に11回は自然に汗をかくことも忘れないでください。

 

 

 

早朝や夕方などの比較的涼しい時間にウォーキングしたり、

 

 

 

湯船で温まって汗をかくなど、

 

 

 

毎日の習慣の中で汗をかくことを意識しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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