不安を消すことはできるのか!?という実験の体験シェア

 

 

「自分に自信がないんです・・・」

 

 

 

「不安ってどうすればなくなるのですか?」

 

 

 

こういった質問をされることが時々あります。

 

 

 

 

 

自信が持てず、不安でいっぱいな自分にはきっとダメなところが

 

あるのだ・・・

 

 

 

とか、

 

 

 

この状況が良くない! 今すぐ状況を変えなくては!

 

 

 

とか、

 

 

 

自分の何か大切な改善点にきづけていないのだ。それに気づきたい!

 

 

 

とか。

 

 

 

こんなふうに思ってしまうそうです。

 

 

 

 

 

このように自分を感じている人は実はとても多いと思います。

 

 

 

そして、こう質問する方たちはよく私には不安がないと思っていたと

 

おっしゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけありませんからー(^0^)V

 

 

 

不安のない人間なんていませんよー。

 

 

 

 

もし、今、不安ではないという人がいるなら、

 

 

 

不安に気づけないくらいにたまたま幸運だったり、

 

 

 

熱中することがあったり、忙しかったり、

 

 

 

現実的な不安材料がたまたま非常に少ない

 

 

 

という場合が大半でしょう。

 

 

 

 

 

でも、ただそれだけのこと。

 

 

 

今、不安を強く感じないで済んでいるだけで、

 

根底には誰にでも不安があるのです。

 

 

 

ですから状況が変われば、

 

その人達も不安に気づくこともあるでしょう。

 

 

 

 

 

ところで不安があるのは「○○だから」

というなんらかの状況によるものだと

思われています。

 

 

 

 

 

例えば、リストラされて先の見通しがなくて、だから不安。

 

 

 

明日のプレゼンがちゃんとできるのか不安。

 

 

 

仕事の評価が低くて不安。

 

 

 

貯金が少なくて不安。

 

 

 

お給料が少なくて不安。

 

 

 

ボーナスが少なくて不安。

 

 

 

仕事がなくて不安。

 

 

 

彼の態度がなんだか冷たくて不安。

 

 

 

ずっと恋人がいないから不安。

 

 

 

離婚したから不安。

 

 

 

胃が痛くて不安。

 

 

 

頭痛がまた起こるんじゃないかと不安。

 

 

 

ここ数年、ガン検診を受けてないから不安。

 

 

 

独身のまま孤独死しそうで不安。

 

 

 

子供が勉強してくれないから不安。

 

 

 

思い通りに生きられなくて不安。

 

 

 

等々などなど。

 

 

 

 

 

とにかく人間世界での不安の材料を挙げたらきりがありません。

 

 

 

不安はその気になればまるで永遠に続く

障害物競争のように現れます。

 

 

 

 

 

この不安から逃れたくて、

人は努力したり、策を講じるなどします。

 

 

 

なぜって、心の中で膨らむ不安ほど不快で、

恐ろしいものはないから。

 

 

 

 

 

早く早く状況を変えて、早く安心な未来へと軌道修正しなくちゃと

 

努力したり、どうしていいのかわからず、無力感をかき消すために

 

ゲームに没頭したり、お酒を飲んだり、友人と騒いでみたりなど

 

現実逃避をしたりして、とにかく不安を感じないように

 

頑張ったりします。

 

 

 

 

 

で、この障害物をどんどんクリアしていったとして、

 

 

 

 

現実的な不安材料が実際になくなった時、

本当に不安のない状態に

到達するのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

答えは少しYES、でも基本的にはNO

 

 

 

 

 

 

 

だって不安のすべてが

何か理由があってのものじゃないから。

 

 

 

 

 

これは個人的な経験ですが、

 

 

 

ここ数年で私が問題だと感じていたことが

 

 

 

すべてクリアになった時がありました。

 

 

 

 

 

もうあまり多くは望むまいと考えたら

 

 

 

問題のハードルがものすごく低くなって、

 

 

 

今ある幸福を一つ一つ噛みしめていったら

 

 

 

感謝の気持ちが大きくなって、

 

 

 

そうしたら案外簡単に平和になって、豊かになって、

 

 

 

幸せになってしまったのです(笑)

 

 

 

そう、幸せの青い鳥はもともと自宅にいたじゃん、

 

というあれです。

 

 

 

 

 

おお、とうとう幸せに♪

 

 

 

と、喜びました。

 

 

 

本当に平和で嬉しかった。

 

 

 

 

 

しかし、それもつかの間、

 

 

 

またしばらくするとあの不安が

襲いかかって来たのです!

 

 

 

 

 

 

 

最初の3日間くらいは不安材料がないのに

不安になっている自分に気づきませんでした。

 

 

 

自分が不足と思い込んでいることや、

 

今ないものをあれこれ思い浮べては

 

やっぱりこうしなくっちゃ、もっとこうすれば、

 

あの時こうしていれば、なんてグルグル考えたり、

 

反省したりして、

 

なんとかしようとし始めていました。

 

 

 

でも、よく考えてみれば、それまでとほぼ変わらない毎日。

 

 

 

 

 

 

 

その時、はっ(0◎)と我に返ったのです。

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと待てよ。

 

 

 

今の私って本当にそんなにひどいの?

 

 

 

 

 

 

 

こう思いついて、去年の自分と今の自分を比較検証することに。

 

 

 

あれも、これも、解決したり、良くなっている!

 

 

 

 

 

 

 

じゃあ、一昨年の私と今の私は?

 

 

 

ものすごく良くなっている♪

 

 

 

 

 

 

 

じゃあ、6年前の私と今の私は?

 

 

 

天国NOW! v(^0^)v

 

 

 

 

 

 

 

じゃあ、この不安は一体なんなのよ!?

 

 

 

 

 

不安の正体のシッポを掴んだ瞬間でした。

 

 

 

 

 

問題があるから不安になったのではなくて、

不安があるからそれに当てはめるように

問題を探してあれこれ考えている

自分が見えたのです。

 

 

 

 

 

 

 

人間にはどんな時にも不安がただある―――

 

このことは本で読んで知っていました。

 

 

 

でもこの言葉だけでは深いところまで理解することは

できませんでした。

 

 

 

で、実際に不安材料を一つずつ消していったら

 

どうなるのだろうという実験にトライしていたのです。

 

そういえば。

 

 

 

結構壮大な実験で時間がかかったため、忘れかけていましたが(笑)

 

 

 

 

 

だのに、ここまで自覚していたのにもかかわらず、

 

 

 

不安というものはすごくて、

ちょっとした隙に真っ黒な煙で

心を一気に覆うかのように、

目的を見失わせ、我を失わせ、

また、あの不安の堂々巡りへと

ガッと引き戻そうとするのです。

 

 

 

 

 

危ないところでした。

 

 

 

またもや不安のループに入って不幸になってしまう

ところだった(>0<)

 

 

 

 

 

これに気づいて、そうはいくか! と自分の不安に背を向けて

グーグー眠ってやりました。

(ここでガクッときた方、もうちょっと読んでください)

 

 

 

 

 

このグーグー眠るというのは逃避を指しているのではありません。

 

 

 

人の不安が大きくなるきっかけは、

状況の変化のほかに、

身体が深く関係しています。

 

 

 

この時の私はきちんと睡眠を取ることで

身体を安定させ、もう一度自分の

心と向き合う準備をしたのです。

 

 

 

 

不調とまではいかなくても、

身体に疲労がたまったり、

寝不足が続いたりすると

不安は大きくなるのです。

 

 

 

これは元気で若い頃には実感があまりなく、

 

 

 

年齢を重ねていても身体が丈夫な人は比較的に影響が少ないようです。

 

 

 

 

 

 

 

そうなんです。

 

 

 

 

 

 

 

身体は心の器。

 

 

 

 

 

その器の中には感情、思考、記憶などを持つ心が入っています。

 

 

 

器である身体がしっかりしていれば

中に入っている心もそんなにひどくは揺れないし、

器が壊れると心配になることもないでしょう。

 

 

 

ところが器が薄く、もろくなってくると

中に入っている心もその不安定な器の中で

いたずらに揺れ動いてしまうのです。

 

 

 

 

 

これが高齢者の鬱の原因の一つだと言えばわかりやすいでしょうか。

 

 

 

しかし、高齢者でなくても、生まれつき神経が繊細だったり、

更年期などでホルモン バランスが崩れていたり、

健康が損なわれていれば同じように

心は影響を受けるのです。

 

 

 

 

 

元気で健康で何事もなかった平和な心も、

もし何らかの形で身体が弱く、もろくなれば、

眠っていた地下のマグマが活動を始めるように

心の深いところが動き始めます。

 

 

 

これが不安。

 

 

 

そして、いよいよその活動が高まると噴火という感じで、

 

巨大な不安が現れて大揺れを起こすのです。

 

 

 

 

 

これは誰もが持つ構造なんじゃないかな~と感じます。

 

 

 

人はには「眠っている不安をつつかれている」か、

 

「不安をつつかれていない」という

 

2つのパターンがあるだけで、

 

もともとは誰にでも不安はある。

 

 

 

でも、身体が頑丈だったり、体質や環境、運などによっては

 

それをあまり感じることなく生きていく人もいる―――

 

そんな人を強い人と世間で言う人もいるけれど、

 

本当の人間の強さとはそんなに

 

単純なものばかりではないと思います。

 

 

 

 

そして、不安は困った面だけではなく、

人の危機管理能力となるし、

行動の原動力ともなる。

 

 

 

だからなくなってしまってはそれこそ困るものでもあるのです。

 

 

 

 

 

肝心なのは不安とは一体なんであるかを

自分なりに知って、うまく付き合うこと。

 

 

 

 

 

やっと安心できても、また何かが起こるのも人生。

 

 

 

もしその何かが歓迎すべきことでなかった場合、人は不安になり、

 

 

 

これさえなければと問題処理を急ごうとする。

 

 

 

でも、実はその不安に根拠はない。

 

 

 

しかし、現実にはさもありなんな出来事が起こり、

 

不安は何かのせい、誰かのせい、

 

ダメな自分のせい

 

勘違いをしていく―――。

 

 

 

本当はただよく食べて、よく眠り、よく笑えばいいだけの

 

ことだったりするのに。

 

 

 

 

そして、意外と気をつけなければならないのは、

 

本人も自覚できる根拠なき不安

 

 

 

障害物競争が特に始まっていないのに不安があり、

 

 

 

それが日に日に大きくなっていくパターン。

 

 

 

普通、不安材料があり、

それに対処することで目先の不安を

かなり解消できるのですが

問題や理由のない不安には

どう対処すればいいのかわからず、

 人はパニックを起こしてしまうような

恐怖にかられるのです。

 

 

 

これはなかなかキツイ。

 

 

 

それでどうして良いのかわからず、

 

 

 

アルコールやドラッグ、ゲーム、

 

 

 

ドロドロの人間関係などに堕ちて行く人もいます。

 

 

 

何かに依存せずにはいられなくなるのでしょう。

 

 

 

こんなことになったら大変です。

 

 

 

下手をすれば人生が壊れてしまうことだってあるのです。

 

 

 

だから不安の正体を知っておく必要があるし、

対処法もほしいですよね。

 

 

 

 

不安の正体とは、

それはただあるのだということ。

 

 

 

人は生まれる時にもれなく不安がセットでついてくるのです。

 

 

 

 

 

不安はこの世を無事生き抜くための

センサーで、これがなければ人類は驚くほど短命に

なるかもしれません。

 

 

 

危険を感じて不安になるから気をつける、考える、

工夫するといった重要な危機管理能力の源なのです。

 

 

だから基本的には不安でいい、

不安があって当り前と会得することです。

 

 

 

最後に不安に対する対処法を。

 

 

一つは身体の健康向上を心掛けること。

 

 

よく眠り、よく食べて、よく笑ってください。

 

 

仕事やそのほかの活動は、できるだけハートですること。

 

 

 

情熱や思いで行動する人は

不安に決して負けません。

 

 

 

 

 

身体をしなやかに保ち、

ある程度の筋肉をキープすること。

ある程度の脂肪や筋肉は心を守り、

穏やかに保つ効果大です。

 

 

 

そして、不安が消える時とは、

愛を発している時、

愛の中にいる時、

今ここにいる瞬間、

熱中している時です。

 

 

 

 

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