いきなりですが、毎日梅干し食べてます（ ＾～＾ ）
日本人のソウルフードですよね。
梅干しは昔から「その日の難を逃れる」とか、「邪を祓う」とか、
「番茶梅干し医者いらず」などと言われています。
この季節だと梅酢をぬるま湯などで割ってうがいすると殺菌効果が高いので
風邪予防としても重宝されます。
子供の頃、梅干しはとても酸っぱくて、見るだけでも口の中が酸っぱくなって
いましたが、
それでも少しずつ、割と毎日いただいていました。
大人になってからは、食欲が落ちたり、体調が崩れると急に梅干しが
食べたくなり、
3日くらい白粥と梅干しで過ごせば復活していたものです。
ところが、アーユルヴェーダでは梅干しはあまり勧められていません。
酸味と塩味が強く、保存食なので、新鮮で穏やかな味つけを推奨する考えには
当てはまらないのです。
うーん、でも梅干しを食べて元気になったこと多々ありなんですけど・・・。
こう思いつつ、実際どうなのだろうかと数年間、ごくたまにしか梅干しを摂らない
という期間も過ごしてみました。
で、今はどうしているかといいますと、
梅干しをほぼ毎日少量ですがいただいています。
個人的な結論としては自然な欲求として梅干しを食べたいと感じるならGO
ただし、アーユルヴェーダでは推奨されていないということは、
多少気をつけるポイントもあるということと解釈しています。
そのポイントとは分量。
お食事の時にちょっとあるといいと思います。
何事もそうですが、過ぎたるは猶及ばざるが如し。
梅干しも個人によって適量の違いがあって当然ですが、
毎日何個もいただくのは多過ぎるのかなと感じます。
たまにいらっしゃいますよね。
梅干しを10個も20個も一度に食べてまーすという方。
きっと大好きなのだと思うのですが、酸味と塩見が強く、薬効もある食材なので、
なんであれ身体に及ぼす影響が強いということですから、
摂り過ぎないように加減することが大切です。
嗜好品としてたくさん食べないほうがいいということですね。
逆に、身体にいいものだからと気が進まないのに無理に食べたり、
身体の感覚を感じずにルーティン的に食べるのはもっと止めたほうがいいです。
梅干しを食べるなら毎回身体が喜ぶ分量を感じて見極めること。
たとえば、自分の適量がわかったと思ったとします。
その適量と感じた分量を判で押したように毎日食べ続けることって、
そう珍しいことではないかもしれません。
でもそれはもう自分の身体の声を聴いていませんよね。
その日の気温、湿度、季節や年齢、
また、どこで食べるのかといった風土との関係、
ストレスの影響など、その時々に応じた身体の変化があるはずなのです。
昨日は梅干しがとても身体に沁みたけど、
今日は食べないほうがいいかもしれないし、
その時の“感じ”に従うことってすごく大切です。
あまり神経質になる必要もなく、
そのときの“なんとなくの感じ”で食べることがいいでしょう。
もし、食べたくないと感じるなら食べないほうがいいです。
長年梅干しを食べていたのに、ある時から梅干しを食べると不調を
感じるようになり、1年くらい身体の感覚に従って控え、
また最近美味しくいただけるようになったという人もいます。
強い食品なので、そういうこともあるのでしょうね。
ところで、梅干しは昔から邪を祓うとも言われていますが、
これって眉唾じゃないな～といつもと感じています。
なんだか変な感じ、とか、妙な疲れ方をした日とか、
気分が急に悪くなったようなとき、または嫌な予感があるなら
事前に梅干しを食べておくと、すっと大丈夫になったりします。
理屈を超えたなにかが梅干しにはあるようです。
梅干しは工夫されていないシンプルなタイプで、
良質な天然塩で漬けられたものが、効果が高いようです。
自分で漬けたり、信頼している人が分けてくれた梅干しなどあると最高です。
リーディング体質の方などにはとてもお薦めですよ。
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