不安になったらどうすればいい?

 

 「どうしたら不安にならなくなりますか?」

 

 

 

時々、こう講座で質問されることがあります。

 

 

 

ヨーガやスキンケア、アーユルヴェーダ座学の講座などに来ていただくと、

 

 

 

時に、どう暮らして、どう生きるかといった話にも及びます。

 

 

 

そんな時、

 

 

 

「不安には誰だってなりますよ、不安になったことのない人なんていないし」

 

 

 

と言うと、

 

 

 

「え!? そうなんですか!?」と驚かれたことが何度かあります。

 

 

 

どうやら私が不安になることなどないように見えるらしいのですが、

 

 

 

もちろん、そんわけありません(^0^;)

 

 

 

 

 

ただ、講座でレッスンするときは、そうは見えないのでしょう。

 

 

 

何かを教えている人が不安そうだったりすることってあまりないパターンです。

 

 

 

なぜなら誰かに教えたくなっちゃうほどにそれが好きだったり、自信があったり、

 

 

 

情熱を持っていること、または教えることが好きだったりすることが

 

 

 

ほとんどだからです。

 

 

 

 

 

 

 

「毎日ずっと不安でいることが辛いんです」

 

 

 

こう言う人もよくいます。

 

 

 

毎日きちんと会社へ行って、よりよく生きようとしているけれど、

 

 

 

なんだか不安で自信がない。。。

 

 

 

そんなふうに辛さを抱えている女性はかなり多いようです。

 

 

 

 

 

かくいう私も不安にかられることがあります。

 

 

 

そんな時、どうしているかといいますと、

 

 

 

まず、人間は不安になって当たり前

 

ということを思い出します。

 

 

 

人には不安があります。

 

 

 

あって当たり前と思っていいのです。

 

 

 

 

 

不安の度合いに個人差はありますが、これがない人は非常に少ないのです。

 

 

 

不安は平易な毎日を、このままじゃいけないと思わせたり、

 

 

 

逆に日常の小さな事件をきっかけに大きく膨らんでいったり、

 

 

 

今は大丈夫だけど、未来に不安を感じたり、

 

 

 

漠然と不安で、それが日々大きくなって、どうにもならないような不安に。。。

 

 

 

などなど様々です。

 

 

 

 

 

不安は今この瞬間の自分を覆い隠したり、

 

自分を否定しますから、

 

 

 

なんとかしようとやたら行動的になってみたり、

 

 

 

いつもちょっと先の安堵できる未来をみつめて

焦っています。

 

 

 

 

 

この状態は今この瞬間の自分を感じられなくしてしまいますから、

 

 

 

今あるシアワセに気づきづらくなり、

チャンスを逃しがちにもなります。

 

 

 

 

 

不安になったとき、私はいつもこう思い出すようにしています。

 

 

 

人は生きていれば不安になることも

当たり前。

 

 

 

はい、はい、また来ましたね、不安。

 

または、

 

またか~、げんなり。

 

 

 

 

とにかくこんなふうに不安な自分を受け入れます。

 

客観的に気づくことが大切なんですね。

 

たとえげんなりしていても気づいていればいいのです。

 

 

 

 

不安な自分はダメな人間だなんて

思ったらいけませんよ。

 

 

 

だって人は不安になるようにできているんですから。

 

 

でも、この気づきだけでは

 

大きな不安の波が押し寄せた時、

 

負けそうになることもあります。

 

 

 

 

 

 

そこで第二の気づき。

 

 

 

もしかして自分、今、疲れてる?

 

 

 

 

 そうなんです。

 

 

 

不安とは疲労なんです。

 

 

 

 

 

漠然とした不安や、ちょっとしたことでの不安は、実際には不安な状況ではなく、

 

 

 

ましてや心が不安なわけでもなく、身体が疲労しているだけ。

 

 

 

身体のバランスが崩れているだけなのです。

 

 

 

 

 

これが不安の正体。

 

 

 

 

身体の疲労=不安と知れば、不安があっても当たり前とわかります。

 

 

 

疲れを感じない人なんていないでしょ。

 

 

 

そして、疲労が快復できないことは通常ないですから。

 

 

 

 

 

 

 

ものすごく不安にかられているなら、是非、どんな無理をしてでも

 

 

 

10時までにベッドに入って早寝

してみてください。

 

 

 

とにかくぐっすり眠って身体を休めてみてください。

 

 

 

 

 

1日や2日の早寝では足りない人もいるかもしれません。

 

 

 

そういう場合は、来る日も来る日も早寝をして、

 

 

 

朝、軽やかに起きられるくらいにまで

身体を休め続けてください。

 

 

 

そうすると状況は変わっていないのに

不安にかられていない自分に出会うでしょう。

  

 

 

 

 

本当です。

 

 早寝早起きをして朝日を毎日見た日には、鬱だって良くなってくるし、

 

 

不安症も解消されていきます。

 

 

このことを何度となく聴いてくれた講座にいらした生徒さんは、

 

すっかり元気になって、

 

「もう大丈夫になりました」とニッコリおっしゃいました。

 

 

 

もし、また不安にかられることがあったら、

 

 

今、疲れているかな? 

と気づいて休むだけ。

 

 

 

もちろん、不安の材料となっていることが明白にあるのなら、

 

 

 

しっかり対処して状況を変えて不安のもとに対処します。

 

 

 

でも、その

“しっかり対処”ができなくて。。。

というのなら、

 

 

 

心と身体が疲れてしまって弱っているのです。

 

 

 

 

 

眠ってください。

 

 

 

 

 

眠るべき時間に眠ってください。

 

 

 

 

 

 

夜の10時から深夜2時の

ゴールデンタイムを含む8時間睡眠を

死守してください。

 

 

 

それでも疲労を感じるなら10時間睡眠でも、12時間睡眠でもいいのです。

 

 

 

肝心なのはゴールデンタイムを含んだ

睡眠時間をとるということです。

 

 

 

 

 

そして、不安と共にいてください。

 

 

 

不安な自分を受け入れるんです。

 

 

 

そうすると、不安でいることがそんなに辛くなくなります。

 

 

 

そうするともっとぐっすり眠れるようになって、もっと不安が薄れます。

 

 

 

不安対策があるとすれば、良い睡眠を毎日とって、

 

 

 

心身にバランスよく休息を与えるということです。

 

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