風邪薬、どのくらい飲んでますか?

  

昨日の風邪のときの食事に引き続いて、今日は風邪薬についてのお話しです。

 

風邪をひいた時、治りを早めるために薬を用いる方も多いかと思います。

 

しかし、西洋医学の風邪薬に抵抗感をお持ちの方もいらっしゃいますね。

 

病院へ行くと胃薬なども含めてどっさりめに渡される薬袋。

 

うーん。こんなに飲んでいいのかな・・・? と思ってしまうこともあります。

 

 

自然な健康法を好む方ならきっと、漢方やハーブなど、

 

もっと自然素材を使った風邪薬を選んでいるかもしれませんね。

 

そこで、ご参考までに

 

風邪薬を飲むときに私の場合どう考えて用いるかをお話しますね。

 

 

 

で、その前に気づいておきたいこと。

 

 

 

それは風邪に対する解釈です。

 

 

 

 

風邪は身体が引き起こすデトックス。

 

 

 

これが私の解釈ですが、風邪に対する解釈は様々。

 

――毎日の無理が祟ってとうとう風邪をひいてしまった、

 

――風邪をひくなんて身体が弱いからだ、

 

――自分はもう年だから風邪をひくようになったのだ、

 

――油断して身体を冷やしてしまったからひいてしまった、

 

――なぜか風邪をひいてしまった。風邪をひいていることはしんどいし、

 

周りにも迷惑をかけるから一日でも早く症状を治めたい、そうするべきだ、

 

――風邪をあの人からうつされた、

 

と、実に様々。

 

 

風邪をひくには、引き金となることがあるわけですから、

 

 

それを冷静に把握しておくことは大切です。

 

 

が、そこにあまりネガティヴな解釈や思いを追加する必要はありません。

 

 

 

 

 

風邪をひきやすい自分はダメな人間だ。

 

 

 

こんなふうに感じてしまう人もいます。

 

この自分に厳し過ぎる、または馬鹿げているのかもしれない解釈も、

 

案外珍しくはないようです。

 

その裏返しは「私は風邪などひいたことがない」と得意気(?)に思うこと。

 

しかし、実際には風邪をひこうがひくまいが、そこに優劣はありませーん()

 

 ちょっと話がそれてきたので

 

戻しますが、

 

風邪は身体の大掃除。

 

デトックス作用なのですよー。

 

なぜ、風邪に対する解釈について

 

触れたかといいますと、

 

 

風邪=自分の弱さ

 

無意識にも捉えてしまうと、

 

 とにかく早く症状を止めよう

 

としか考えられなくなるし、

 

何かを補わなければならない、何かに助けを求めなければならない

 

と思ってしまうからです。

 

 

 

身体は単に毒素を排出したいだけなのに。

 

 

 

そんな時は、身体の様子を感じながら、みつめながら、

 

 

 

デトックスを見守ることがいちばんなのに。

 

 

 

 

とにかく早く症状を止めるのは、西洋医学が得意とする対症療法。

 

熱を下げる解熱剤、咳止め、くしゃみ、鼻水を抑える薬など、

 

症状に素早く働きかけてストップをかける方法です。

 

ところが、風邪が身体のデトックス作用だと気付いてみると、

 

いきなりストップしていいものか? と疑問がわいてきます。

 

熱が出るのは体内に過剰な熱がこもってしまったから。

 

鼻水や痰が出るのは身体に過剰な未消化物が溜まってしまったから。

 

くしゃみや咳が出るのは身体と心、意識が吐きだしたいものがあるから。

 

すべては浄化作用です。

 

 

ですから、いきなりストップをかけられると、

 

身体の外へ排出されようとしていた毒素が停滞し、体内でくすぶってしまいます。

 

 

例えば、

 

大雨が降って川の水が氾濫するのは、その川のキャパシティを超えるから。

 

 

川の水を地下に逃がすとか、水路を作って海へ送り出すとか、

 

 

防波堤で水かさのキャパシティを増やすとか、

 

 

なんらかの対処をせずにそのまま水を押し止めようとすれば

 

 

破綻が起こりますよね。

 

 

 

 

 

身体で例えると、

 

食べ過ぎて下痢をしているのに、急にストップして排泄を妨げると

 

腸の中で不自然に固められた毒素が停滞し、それが腐敗し、詰まり、

 

さらなる不調を招く。。。

 

 

身体の外に出ようとする動きはいたずらに止めたりせずに、

 

できるだけ自然に促すというのが自然な流れであり、

 

健康的です。

 

 

風邪は熱や鼻水、痰、咳など、

 

何か吐きだしたいものがMAXとなって作用するデトックスですから、

 

解熱剤で熱を下げて仕事に出るなどは、

 

身体にとても負担をかけることになります。

 

 

風邪が治ると身体がすっきりと軽く、とても元気になったという経験がある方なら

 

ピンとくるのではないでしょうか。

 

身体に一旦リセットがかかって、再起動された

 

ということですよね。

 

 

 

では、西洋医学の薬は一切NOなのか? というと、そんなことはありません。

 

対症療法の素晴らしいところは、過剰な症状が出続けて身体が消耗し、

 

快復するための体力まで奪われてしまう状況にストップをかけて、

 

身体を温存させることができるところです。

 

どうしようもないピンチにパッとガードしてくれる感じで、

 

さあ、今のうちに栄養をつけて身体の回復力を取り戻そうよと

 

助けてくれるイメージです。

 

 

 

一昨年、ヘビィな風邪をひいたとき、私の場合、

 

まずは漢方薬を飲んで様子をみました。

 

熱や咳、鼻水の症状をそこそこに抑えながら排出を促します。

 

ところが、気管支炎を併発したために、温めると炎症が悪化し、

 

冷やすと風邪症状が悪化するという2つの症状が拮抗したちょっと難しい状態に。

 

このときはエネルギー療法も用いながら、

 

2日間西洋医学の薬で風邪症状を固めて、

 

一旦炎症を鎮める方にフォーカスしてこの拮抗症状を抜けました。

 

もちろん、食事は消化のいいものにして、白湯を飲み、

 

早寝をして安静にしていましたよ。

 

そうしたら治るまでに通常2カ月~3カ月かかると言われたひどい気管支炎と風邪が

 

3週間弱で治りました。これはあくまで私個人の経験ですが。

 

 

 

西洋医学の薬も人によっては3日~1週間くらい用いてもいい場合もありますし、

 

それはケースバイケースです。

 

でも、対症療法だけで長期間過ごすことは、

 

身体の自然な巡りへの影響が大きくなるということ、

 

それによって自然知性(身体の機能)が低下する可能性もあるのだと

 

知っておいたほうがいいでしょう。

 

 

 

風邪などが1カ月~3カ月まで長引く時は、この身体の巡りが弱まって

 

身体が自力で巡りを取り戻すことが難しくなっているのかもしれません。

 

なんにせよ1カ月以上風邪症状が続くような時は、

 

再度対処法を考えてみる機会なのではないでしょうか。

 

 

 

風邪をひいたときのために、信頼できる西洋医学の病院、

 

漢方などの自然の生薬をみつけておいて、

 

さらに風邪は身体の大掃除だという認識を持っておくと

 

いざという時に助けになるのではないかと思います。

 

 

ちなみに、風邪の症状にもよりますが、私が風邪薬でお気に入りなのは

 

イスクラの天津感冒片。

 

喉が痛む風邪の初期症状の時に飲むと

 

さっと治まることも。

 

 

場合によってはホメオパシーの

 

レメディを使うこともあります。

 

 

 

レメディにはYOBO kitというものなど、風邪対策のものがありますが

 

ホメオパシーを用いる時はレメディについての知識も多少必要ですから

 

ホメオパスなどの専門知識を持つ人たちのアドバイスが必要です。

 

このレメディはドンピシャで合うとかなりの効果を発揮しますよ。

 

 

こんなふうに風邪のときに自分に合った備えがあれば憂いなしってことです。

 

 

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