お正月がきっかけの中年太り撃退法。

 

 何かと飲食の機会が増える年末年始。

 

 

 

お正月休みがとどめとなって、食べ過ぎで身体が重ーい

 

 

 

とお感じの方も少なくないのではないでしょうか。

 

 

 

30代くらいまでなら、お正月にちょっとふっくらしても、

 

またいつもの毎日を送るうちに自然ともとの身体に戻りますが、

 

そのまま食欲が止まらなくなってしまう方や、

 

40歳以降の太りやすい体質の方は、

 

これをきっかけに必要以上にふっくらしてしまう場合があります。

 

 

 

 

若者のふっくらと、

 

40歳以降のふっくらは似て非なるもの。

 

 

 

 

若者のふっくらは、旺盛な食欲によるものが多く、

 

栄養バランスを整えたり、食事のリズムを整えること、運動などで正常化するのに

 

そう時間はかかりません。(個人差、度合いにもよりますが)。

 

ところが、40歳以降のふっくらさんの場合、ちょっと話は違ってきます。

 

年末年始の食べ過ぎが思いのほか打撃となることがあるのです。

 

それは、ただ太るのではなく、食べ過ぎで胃腸が弱り、

 

消化力が落ちるというパターン。

 

 

 

こうなってしまうと、栄養吸収の効率が落ちて、

 

身体に必要なエネルギー摂取量が減ってしまうわ、

 

食べている量はそれほどでもないのに

 

なぜか太るわで踏んだり蹴ったり(?)です。

 

 

 

おまけに大人は代謝力も落ちてくる傾向にありますから、

 

胃腸の消化力が落ちた上に、代謝も落ちてのダブルショック。

 

こんなふうに年末年始の食べ過ぎがきっかけとなって進行する

 

中年太りから脱出できなくなる方もいるのです。

 

 

 

水を飲むだけでも太るとか、

 

小食なのにどういうわけか太っている

 

という方などは、

 

こうした原因があるのかもしれません。

 

 

消化力、代謝力の低下のリスクは太りやすくなるということ

だけではありません。

 

 

 

栄養吸収効率が落ちますので、

スタミナ不足となってきます。

 

 

 

ふっくら虚弱さんとなってしまうのです。

 

 

 

また、消化力や代謝力が落ちているのに、それまで通りの食事を続けていれば、

 

 

ますます胃腸に負担をかけて、結果弱らせ、ますます消化力が落ちるという

 

 

負の連鎖に陥る可能性も大となるでしょう。

 

 

 

こんなとき、どうすればいいのでしょうか? 

 

 

答えは意外とシンプルです。

 

 

食事を軽くするのです。

 

 

 

例えば、くたくたに疲れ切ったランナーに走り続けろと言っても、

 

ランナーのスピードは上がりません。

 

一度休息をとって、身体の疲労がとれた良いコンディションを取り戻してこそ、

 

またいい走りができるように、

 

胃腸も疲れてしまっているのなら、一旦休ませてあげるといのです。

 

 

 

七草粥は、日本古来から胃腸を休めて、七草の栄養を摂り、

 

一年の健康を養う風習ですが、

 

これをやればいいのですね。

 

 

食欲がないのにいつもの習慣だからと、同じような食事を続けるのではなく、

 

きちんと身体の声を聴いて、それに応じた食事に切り換えて、

 

もう一度消化の火を取り戻すのです。

 

 

 

これが自然とできている方も多いと思いますが、

 

頭だけで考えがちな現代人は、習慣だから、これが普通だからと、

 

身体の声を無視した食事を続けてしまうこともあるようです。

 

 

お正月に食べ過ぎて身体が重ければ、

 

夕食をお粥やうどんなど消化のいいものにして、

 

 

腹七分目に食べることです。

 

 

 

 

 

胃腸には空腹感を感じる時間も必要で、

 

すっきりとした空腹感があり、

 

食事の時間には健全な食欲が起こり、食後は満たされ、

 

元気になれるという本当の満足感があることが大切です。

 

こうした感覚を取り戻すことができれば、

 

あとはウォーキングなどで代謝力を取り戻していけば、

 

ベストな身体を保つことができるはずです。

 

 

逆に

 

 

食欲が落ちたという実感はなく、むしろ食欲が止まらないというふっくらさんは、

 

食事の栄養バランスと、食事を摂る時間に気をつけるといいでしょう。

 

“もっと食べたい”という感覚は、

 

なんらかの欠乏感からくるものです。

 

 

 

 

何かが不足しているのです。

 

 

 

 

例えば、身体には人参などに含まれるカロチンが必要で脳が

 

「お腹空いたー、カロチンをお願いしまーす」

 

と発信しているのに、

 

「お腹空いたー」だけをキャッチして

 

ケーキを食べてしまうようでは、カロチンは補えません。

 

 

身体は必要な栄養を

 

得ていませんから

 

もっと食べなくてはと

 

脳は思います。

 

 

 

 

 

しかし、必要なのはカロチンだと気付いていないがために、

  

「まだお腹空いてるから」ともう一つケーキを食べてしまう。

 

で、

 

栄養は満たされない・・・満たされないのに、

 

ケーキの小麦やバター、砂糖などの栄養を過剰に摂取してしまいますから、

 

これによって肥満へ・・・となるわけです。

 

 

ところが、

 

身体が必要な栄養で満たされると

 

過剰に「食べたーい」という感覚が

 

起こらなくなりますから、

 

食べ過ぎは自然と治まります。

 

 

過食しがちな人は、まず食生活を見直して、栄養バランスを考えることです。

 

 

 

ミス日本を目指す方々も実践するという和田式9品目ダイエットは、

 

必要な栄養素を網羅するという考えですが、

 

実際この9品目を毎食いただいていると、

 

過食がピタリと止まります。

 

身体が必要な栄養で満たされると、

 

もっと身体の知性が働くようになりますから、

 

食べるべきものを必要な分量だけ食べられる人になることも可能になります。

 

ちなみに9品目とは、

 

肉、魚、貝類、海藻類、豆類、卵類、乳製品、野菜、油脂です。

 

この9品目を偏らずだいたい同量ずつ食べると

 

思いのほか少ない食事で満足します。

 

また、

 

9品目が同量であれば

 

どれだけ食べてもいいというルールですから、

 

たくさん食べたい人にも受け入れやすい心にやさしく、身体に良い健康法です。

 

 

 

40歳以降は、多少身体に脂肪があるほうが健康維持にいい面がありますから、

 

あまり無理をして痩せる必要はありませんが、

 

太り過ぎず、痩せ過ぎずの健康ボディは保っていきたいものですね。

 

 

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