台風とお肌の関係

昨晩の台風、凄かったですね。

 

東京の朝はまさに“台風一過”。

 

からりと晴れて、ちょっと強めに風が吹いてます。

 

今朝は睡眠をとったのになぜか朝から身体が重い、だるい、

 

という方もいらっしゃるはずです。

 

 

私たちヒトは自然の一部であり、自然そのものとも言える存在ですが、

 

こういった台風のような自然現象にも呼応するようなところがあります。

 

台風とは「動き」と捉えることができますが、

 

この動きは私たちの身体の中にも様々あります。

 

例えば、血液の流れ、消化、排泄の流れなどです。

 

こうした身体の流れである「動き」は、ある秩序に従って機能しているのですが

 

台風などの外界からの刺激によってそれが乱されることがあるのです。

 

その乱れの感じ方、起こり方には個人差がありますから、

 

台風の影響をリアルに感じるヒトもいれば、

 

まったくなにも感じないというヒトもいるわけです。

 

 

台風が与える影響は、一言では言えないところもありますが

 

一般的に言うと、

 

心身の不安定さに出ると言えます。

 

アーユルヴェーダではこれをヴァータの乱れと言ったりします。

 

ちなみにヴァータとは「動き」の質を指す言葉です。

 

 

今朝、身体が重く、だるく感じたヒト、いつものように起床できなかったヒト、

 

台風前から頭痛が始まっていたヒト、消化、排泄に滞りのあったヒト、

 

よく眠れなかったヒト、心がザワザワしていたヒト、不安感が高まったヒトなどは

 

台風による影響でヴァータの乱れがあった可能性があります。

 

 

 

ヴァータの乱れは特に、40歳以降の女性、

 

70歳以降の男性に起こりやすい傾向があります。

 

また、年齢には関係なく、かなり痩せているヒト、肌などが乾燥傾向にあるヒトも

 

同じくヴァータの乱れに影響されやすいようです。

 

 

こうして心身が不安定な状態となり、身体の機能に滞りが生じると

 

当然、消化吸収のプロセスや、排泄に問題が出やすくなります。

 

正常な循環が邪魔されると、組織が変換して最終的に生成されるお肌にも当然

 

その結果が現れるということになるのです。

 

簡単に言えば肌荒れ、カサつき、乾燥がもとになったシワの悪化、

 

機能低下によるたるみなどが進行する可能性が上げられます。

 

 

こういうときは、身体を不用意に身体を冷やさないこと、夜更かしをしないことで

 

ヴァータの乱れを鎮静します。

 

身体の冷えはヴァータの乱れを悪化させる原因となりますから

 

この季節であれば、冷やさないように保ち、

 

また長時間風にさらされるようなことを避けるといいでしょう。

 

また、夜22時から深夜2時までのゴールデンタイム睡眠を確保することで

 

心身を養い、身体を安定的に保つこともできますから

 

数日でも、ヴァータの乱れを感じたなら、この二つを徹底するといいでしょう。

 

そうすると、元気でいられるだけではなく、お肌の加齢現象もかなりゆるやかに

 

押さえていくことができますよ。

 

 

 

 

 

 

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