生きるテンポと、時のスピード

ここ20年近く、年々時の速度が上がっていると感じている方も多いでしょう。

 

特にここ数年はこれでもか、というくらいに早いですね。

 

毎年ふと気づけば6月で1年の半分が過ぎている・・・

 

あれ? と思っているうちに、またお正月!

 

時に追い立てられながら日々を暮らしているとクタクタになってしまったり、

 

やりたいこと、やるべきことができていないと落ち込んだりもします。

 

こんな時だからこそ、自分の軸をしっかりとセンターに合わせて

 

いつでもマイペースを取り戻せる方法を持つことが大切ですよ。

 

 

自分の生きるテンポを正常化するコツは、

 

なんだか忙し過ぎるとか、落ち着かないなと感じたら、

 

ひとまず深呼吸することです。

 

とてもシンプルな方法ですが、落ち着いて10回以上深呼吸できれば

 

一旦リセットできます。

 

呼吸はその人のその時の状況を現しますから、

 

逆に呼吸を整えれば状況が変わるのです。

 

 

 

そして、今、目の前にあることに真っ直ぐに向き合うこと。

 

やるべきことに真剣に取り組むということです。

 

余計なことをあれこれ考えて、

散漫にならないようにするということですね。

 

時のスピードに巻き込まれて、翻弄されないようにするという感じです。

 

 

それが家族のためのお料理であるなら、栄養や彩のバランス、

 

皆に喜んでもらえる美味しいお料理を、本人がうんと楽しみながら作ることです。

 

オフィスで仕事をするなら、できる限り完璧に合理的に進めること、

 

心をこめて仕事に当たること、まわりとの良い関係を保ちながら仕事を進めるなど、

 

やはり真剣に、また、楽しみながら責務を果たすことでしょう。

 

こうして一生懸命、集中して目の前の物事に取り掛かると

 

ヒトは余計なことを考えません。

 

これが自分軸を正常化するコツの一つです。

 

 

 

今、目の前にあることに集中しないとき、ヒトは過去の出来事に囚われていたり、

 

未来に対する不安に駆られていたりします。

 

こういった思いに支配されてしまうと、心は不安定になり、弱ります。

 

自分の軸からズレが起こり、時の高速時代にとてもついて行けなくなります。

 

しかし、自分がやるべき目の前のことに集中しているヒトは

 

その瞬間、時から開放されたような状態になります。

 

今ここ状態ですね。

 

これはストレスのない状態でもあります。

 

こうなったとき、本当の意味でのマイペースに、

 

本来の自分の生きるテンポでいられるのです。

 

そして、高速化した時がポンポンと早いテンポで結果や良い機会などを出してくる

 

といういい意味での展開の速さを実感するでしょう。

 

 

もし、どうしようもなく疲れてしまって、

 

自分軸を取り戻すことを困難に感じるなら、

 

思い切ってバタンと扉を閉じて、休息をとってください。

 

1日でも、3日でも、1週間でも、必要で許される限りの時間休むのです。

 

休むと決めてから、きちんと休むことは生きる極意です。

 

こうして休むヒトは、本当に心身のエネルギーをチャージすることができます。

 

ところが、あーしなくちゃ、こーしなくちゃ、あれもできてない、

 

でももう無理・・・と気ばかり急いて結果的に怠けてしまった、

 

なし崩し的に休んでしまったという休息をとってしまうヒトは

 

心に余分なストレスを与え、必要な休養も取れません。

 

これでは肝心なときに力を発揮することができず、

 

自分のテンポでは生きられないし、時のスピードに振り回されてしまいます。

 

日常の義務もありますが、その中でできる限りの時間を作って

 

休もうと思うことから始まります。 

 

実際は時間がなくて相変わらずでもいいのです。

 

でも、なんとか時間を作って休もう! 

本気で決意していることが大切です。

 

そうすると自然調整が入って、本当に休めるチャンスが来たりします。 

 

 

 

 

ときどき立ち止まってみてください。

 

あなたは“今ここ”を生きてますか?

 

過去のこと、未来のことばかりを考えてしまっていませんか?

 

能動的に休息がとれていますか?

 

自分軸を取り戻して、高速の時を乗りこなしてやりましょう!

 

 

 

 

 

 

 

ぽちっとお願いします(^▽^) 

 ↓   ↓   ↓


にほんブログ村