内なる対話

今年、旅先で偶然海辺のホテルに滞在することがありました。

 

海、久しぶり!



 嬉しくなって早速浜辺へ出掛けてみたら満ち潮で浜辺は無いも同然、。

 

紺碧の深い波がテトラポットのところまで打ち寄せる

 

ちょっと冷たそうに見える海で

 

サーファーたちがまだ数人波乗りを楽しんでいるものの、

 

海沿いの道路に停めた車の中で帰り支度をする人たちのほうが多いみたい。

 

そろそろ夕方だしね・・・なんて思いながら海をチラ見。

 

 

海沿いに少し歩いて行くと車の前で小学生くらいの女の子と男の子の

 

ちびっ子サーファーを連れたお母さんが水着をギューッと絞ってる。

 

親子三人、スポーツマンらしく引き締まっていて、

 

真っ黒に焼けた肌もカッコいい。

 

「すみませーん。このあたりで散歩できる砂浜をご存知ありませんか?」

 

話しかけてみると、

 

「そうですねー・・・

 

この辺りは今、満ち潮で歩けるような浜辺はないんですよねー。

 

明日の朝から午前中くらいまでの時間なら引き潮になって、

 

このあたりは結構広い砂浜になるんですけどね」

 

と教えてくれました。

 

ふむ。明日の朝から午前中ね。

 

ちょうど午後の予定まで空いている時間をどんなふうに過ごそうかな

 

と思っていたところ。

 

よーし、明日は朝から海!

 

これはちょうどいいぞぉ~と、うきうきホテルへ戻ったのでした。 

 

 

翌朝、朝食を済ませて、海へGO!

 

ホテルの前の道路を渡れば、もうそこは海。



 昨日は紺碧の波に埋もれていた砂浜も今日は広いし、輝いて見える!

 

やったー!

 

無邪気さ全開で浜辺へ駆け下りて深呼吸。

 

海の風ー(=^0^=)気持いいーーー(^―^◎)

 

そうなんです。

 

私は瞬間で小学生レベルくらいまではらくらく無邪気になれてしまう大人。(笑)

 

 

よっしゃー! 行きますよー! 

 

って言っても泳ぐわけじゃないし、ビーチバレーで白熱するわけでもありません。

 

そう、ただ浜辺を心のままに歩くだけ。

 

 

潮風に吹かれながら、

 

キラキラ打ち寄せてはクラッシュしていく波を追いかけながら、

 

空を見上げて気の向くまま歩いたり、走ったり、写真撮ったり、貝を拾ったり。



 その瞬間をただただ感じきる、味わい尽くす、喜びまくる。

 

波が寄せてくると最初にやって来た波の先端に光が下りて、

 

キラキラキラと見事に波に乗って、砕けて消えていくその美しさといったら! 

 

それは素敵な光のダンス。

 

何度も何度も繰り返す光と波。

 

同じ形、同じ波は決してなく、

 

その瞬間の美しい形で光のクラッシュを奏で続ける海。

 

あー、きれい! 

 

空は明るく輝いて、遠くで海と出会っているし、

 

雲は流れて、あ! 龍の形! 

 

なんて思っているうちにあっという間にまた形を変えて、

 

そして消えていく。

 

すべてが溶け合っていて、同じままのものなんて一つもない。

 

 

すごいよね! 自然に勝るアートなしだよね!

 

これぞ神! これが神だよー! ヤッホー!(心の叫び)

 

海と空と風と戯れていたら時間の感覚がなくなって、今だけになっていました。



 おや? さっきまで立っていた砂浜だった場所がいつの間にか海になってる。

 

ふと気づくと砂浜がさっきよりもかなり狭くなっていて、

 

時計の針は11時半を回っていた。

 

なんと砂浜で一人3時間近くも盛り上がっていたらしい・・・。(笑)

 

午後の予定までに時間はたっぷり余っていると思っていたけど、

 

すでに押せ押せだし。。。

 

 

でも、もっと海の傍にいたい!

 

そこで、迷わずランチをハイスピードで食べることにした私は、

 

まだ海にいることにしました。

 

で、心を海に戻すと、さっきまで砂浜だったところが波で覆われている。

 

でもそのあたりで一か所だけ砂浜が少し高くなって

 

中州みたいになっているところがあった。

 

この場所も多分、もう1回波が来たら海に消えちゃうな。。。

 

そんな危ういデンジャラスな中州に波が来る前に立ってみよう! 

 

瞬間的に沸き上がった謎の勇気と共に迷わず中州へジャンプした。

 

 

いや~、中州に立ってみて本当に良かったです。

 

まるで海の中に立っている感じなのです。

 

周りはぐるりと海で、空が輝いて、風の音しか聴こえない。

 

風景はパノラマで迫ってくる。

 

遮るものはなにもなく、視界は開け、全身で見て感じる海! 海! 私も海! 

 

って感じ。

 

 

 

あ、きれいなピンクの貝!

 

デンジャラス中州で貝を拾い上げて目を上げると大波が目前まで押し寄せていた。

 

その瞬間、

 

替えの靴はない!

 

ボトムスを水びしょのまま旅行鞄に放り込むなんてやっぱり無理!

 

一瞬大人に戻った私は慌ててピンクの貝を持ってダッシュ。

 

もう波が足に触れるか触れないかというところで

 

最後の小さな小さな中州から大きな砂浜へジャンプしてギリギリセーフで着地。

 

足元の際きわまで寄せては返す波を眺めながら、ジャンプした瞬間に

 

「今、私。ジブリっぽくなかった?」

 

なんて思った自分に気づいて吹き出した。(笑)


 

 このくらい(どのくらい?)瞬間の中に入り込んでを喜んでいるとときって、

 

瞑想していなくても瞑想状態になるようで、とても静かで鋭敏になる。

 

覚えていることも、忘れていた記憶も、なにかの拍子に降って来て、

 

それが静けさの中でとてもクリアになって、

 

記憶や思考が感情を伴うことなくただそのまま見えてくる。

 

それについてなにかを考えることはなく、

 

ただぼーっと思考、記憶を眺めているだけ。

 

記憶や考えはただの風景の一部、光の一部。

 

そんなふうにしていると、

 

とーっても穏やかな心地で、頭がますますクリアになって、

 

これまで消化しきれていなかった特定の記憶や思考に対する解釈が

 

全く違うものに変換されるということがどんどん起こってくる。

 

 

あ、そうか、あれってこういうことかぁ、だよね~、

 

なんていうふうに軽いタッチで、

 

オセロゲームの黒が白に全部一気にひっくり返っていくみたいに速やかに。

 

ネガティブな記憶や思考は光に照らされ、

 

ポジティブな記憶はさらに喜び、感謝となる。

 

すでに消化していたはずのことも、さらに理解が深まって、

 

もっともっと感謝になる。

 

なにもかもが白になる! 

 

すべてがありがとうになる瞬間。

 

これって本当にすごい。

 

これまでの経験、常識、概念、観念、思い込み、~ねばならないなどが

 

パラパラ剥がれて、

 

ああ、これでいいんだって思える瞬間。

 

 

ただの自分になってハートの声を聴く時間は特別で格別です。

 

内なる声を響かせる時、

 

そういえば海や空、風、砂浜、木、山など、

 

自然がいつも一緒にいてくれたっけ。

 

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